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2007年03月26日(月) 10時31分

イラン大統領「核開発やめない」 国連の追加制裁決議で朝日新聞

 イランからの報道によると、イランのアフマディネジャド大統領は25日、国連安全保障理事会でイランにウラン濃縮活動の即時停止などを求める追加制裁決議が採択されたことに対し「イランは平和的で合法的な核開発を一秒たりとも止めない」と語った。大統領府報道官は同日、国際原子力機関(IAEA)との協力を制限したと述べた。

 国営イラン通信などによると、イランはこれまで信頼醸成措置の一環として、核開発関連施設の建設計画を事前にIAEAに伝えていた。だが、今後は保障措置(核査察)協定の義務である、「施設稼働の6カ月前」まで通告しないという。イランはすでにIAEAとの協力を見直す法律を可決、今年1月には査察官の入国を拒否したことがある。

http://www.asahi.com/international/update/0326/001.html