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2007年03月26日(月) 19時02分

住宅金融公庫、復興住宅融資を開始 能登地震朝日新聞

 住宅金融公庫は26日、能登半島地震で全半壊した住宅を建て替える人を対象に災害復興住宅融資の募集を始めた。金利は全期間固定で年2.1%。返済期間は最長35年で、元金の返済を3年間猶予できる。原則として建て替えに必要な額の全額を融資する。罹災(りさい)証明書の写しなどが必要。

 返済中の公庫の住宅融資についても、被災の程度に応じて、一時的な金利の0.5〜1.5%幅の引き下げや返済猶予に応じる。

 また、北陸財務局と日本銀行金沢支店は、銀行や信用金庫、証券会社などの各金融機関に対して、災害救助法が適用された地域の被災者の要望に柔軟に対応するよう要請した。預金通帳や印鑑を紛失した場合でも、本人確認をした上で払い戻しに応じることや、事情によっては定期預金の期限前の引き出しも認めるよう求めた。保険会社にも、被災者への保険金支払いを迅速にするなどの配慮を求めている。

http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200703260254.html