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2007年03月26日(月) 18時33分

平成電電元社長ら3人を再逮捕 2億円詐取容疑 警視庁朝日新聞

 破綻(はたん)した通信ベンチャー「平成電電」(東京都渋谷区)の投資詐欺事件で、警視庁は26日、元社長佐藤賢治容疑者(55)ら3人が関係会社への投資で高配当が得られると偽って約2億円をだまし取ったとして詐欺容疑で再逮捕した。被害総額は約300億円に上るとみられ、同庁は残る余罪分についても裏付けを進める。

 ほかに再逮捕したのは関係会社「平成電電システム」元社長熊本徳夫(54)、同社元取締役坂上好治(49)の両容疑者。

 捜査2課の調べでは、佐藤容疑者らは05年8月、平成電電システムに出資すれば多額の配当が得られるように偽って埼玉県川越市の女性(51)ら男女20人から計約2億円をだまし取った疑い。いずれも黙秘または否認している。

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 東京地検は26日、同様の手口で約1億円をだまし取ったとして佐藤容疑者ら3人を詐欺罪で起訴した。同容疑で逮捕されていた元平成電電経営企画本部長ら2人は、従属的立場で関与が薄いとして処分保留で釈放した。

http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200703260248.html