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2007年03月26日(月) 14時30分

JR京浜東北線が運転再開 乗客乗せ立ち往生も朝日新聞

 26日午前8時4分ごろ、横浜市磯子区のJR根岸線の磯子—根岸駅間で、架線が垂れ下がっているのを走行中の上り電車の運転士が発見し、緊急停車した。このトラブルで、JR京浜東北根岸線は大船—大宮駅間で上下線の運転を一時見合わせていたが、同10時55分までに、全線で運転を再開した。

立ち往生した列車の復旧作業を行う作業員ら=26日午前10時、横浜市磯子区で、本社ヘリから

 JR東日本横浜支社によると、現場に停車した電車は約35分後、乗客約2000人を降ろし、約100メートル離れた根岸駅まで誘導した。

 また、後続の上り電車も洋光台駅近くで、乗客約1500人を乗せたまま約40分間停車した。

 関内—石川町駅間でも下り電車が乗客約1200人を乗せたまま約40分間、立ち往生した後、乗客を約60メートル離れた石川町駅まで誘導した。

 この影響で、横浜線は東神奈川—八王子駅間で折り返し運転し、京浜東北線への直通運転を中止していたが、午後2時に再開した。

 このトラブルで上下50本が運休し、24本に最大171分の遅れが出て、乗客約5万4000人に影響した。

http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200703260033.html