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2007年03月26日(月) 17時00分

衰えぬ硫黄島ブーム…大人気クルーズツアーの中身とは夕刊フジ

 硫黄島ブームは、まだまだ衰えない−。第79回米アカデミー賞で各賞にノミネートされながらも結局、音響編集賞の1冠で終わった渡辺謙主演の映画「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督)。2度、3度と繰り返し観るリピーターもいるなど、ロングランのヒットを受けて現地ツアーまで行われている。

 「硫黄島クルーズと小笠原」と名付けられたツアーは、旅行費用が大人7万6500円、子ども4万4800円など。5月23−28日の5泊6日で実施される。日程は、イルカウォッチングや母島の日帰り観光などが組み込まれ、硫黄島は一般客が上陸できないため、船上からの見学で、ガイドが過去と現在の島の様子を解説する。

 当初は、企画した小笠原ツアーデスクだけで募集していたが、反響が多いため、東武トラベル、タビックスジャパン、京王観光、京急観光、はとバスなど取り扱い会社が増えた。参加する年齢層はさまざまだが、「70−80代の方からの申し込みが最も多い」(小笠原ツアーデスク)という。

 問い合わせは、同ツアーデスク(TEL04998・2・2187)へ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070326-00000003-ykf-ent