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2007年03月26日(月) 00時00分

観光シンボル&発電の実用性…横浜港に大型風車が完成ZAKZAK

 横浜市が環境や観光のシンボルとして同市神奈川区の瑞穂埠頭(ふとう)に建設を進めていた風力発電用の大型風車が完成し26日、しゅん工式が行われた。

 高さ118メートル、羽根の直径が80メートルで、出力1980キロワット。年間約300万キロワットの発電を見込む。建設費約5億円のうち2億8000万円を、市民や市内に勤務する人を対象に通常の市債より金利を低く設定した「住民参加型市場公募債」で賄った。

 風車は日没から午後10時まで、30分おきに東西南北の風向きによって緑、黄、赤、青の4色にライトアップされ、周辺のみなとみらい地区や横浜ベイブリッジなどとともに横浜港の夜景に彩りを添える。

 市は4月以降、風車の愛称を募集する予定。

ZAKZAK 2007/03/26

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032625.html