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2007年03月26日(月) 00時00分

角川春樹氏ぞっこん韓国17歳Ara朝日新聞

 角川春樹氏(65)が、韓国の若手女優Ara(17)を主演に抜てきし、映画製作を企画していることが25日、分かった。Araは、角川氏が製作総指揮を務めた映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のオーディションに合格し、チンギスハンの第2夫人役で出演。韓国芸能界でモデルとして活躍する現役女子高生だ。

 角川氏は「映画は、現代の女子高生が戦国時代にタイムスリップする内容。400年の恋を描きたい」とし、戦国から現代を結ぶ壮大なストーリーになりそう。今夏、撮影予定。

 Araはこの日、篠山紀信氏撮影の写真集「Ara in Rome」(2940円)発売記念サイン会に、角川氏とともに出席。サラサラのロングヘアに、黒いシックな衣装で、アダルトな雰囲気を醸し出していた。角川氏から主演抜てきを聞き「すごくうれしくって、光栄に思っています」と、日本語で語った。

 薬師丸ひろ子、原田知世らを送り出した角川氏は、Araについて「日本人にいない不思議なタイプ。東洋の(オードリー)ヘプバーン」とぞっこん。たばこ嫌いのAraに現場で怒られ、その場で喫煙をやめたという。度胸の良さに加え、多彩な表情も魅力の1つ。「蒼き狼−」では女戦士としての強さを見せ、写真集では一変して少女のような愛らしい表情も見せた。

 Araは「不思議なのも私だけの魅力」。今度は、高校生とは思えない母性に満ちた笑みを浮かべていた。

http://www.asahi.com/culture/movie/NIK200703260036.html