県内の統一地方選の幕開けとなる広島市長選が２５日、告示される。４月８日に投開票があり、同市議選との同日選は３６年ぶり。県議選と合わせるとトリプル選になる。立候補の届け出は午前８時半から午後５時まで、市役所で受け付ける。（宮崎勇作、江戸川夏樹）
市長選に立候補を表明しているのはいずれも無所属で、前市長の秋葉忠利氏（６４）、元不動産業の荒木実氏（６３）、元市議の大原邦夫氏（５７）、自民推薦の参院議員の柏村武昭氏（６３）、市民団体代表の前島修氏（３３）の５人。２５日朝から、市中心部や公園などで第一声を上げ、選挙カーや徒歩で市内を回る予定という。
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選挙戦スタートを前にした２４日、市選挙管理委員会の担当者らは、立候補届け出の受け付けのリハーサルをするなど、準備に追われた。
広島電鉄は、路面電車の両側に投票日を大きくデザインした「花電車」の試運転をした。可部小２年の大下友梨さん（８）と久地南小３年の美甘（み・かも）隆道君（９）の絵も描かれている。
同市選管によると、２４日現在の選挙人名簿登録者数は、前回選挙の告示前日より２万９６１３人増えた、９２万１４９人。性別では、男性が４４万７９８人、女性が４７万９３５１人。
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