記事登録
2007年03月25日(日) 17時25分

甲子園球児乗せたバスから煙 阪神尼崎駅前朝日新聞

 25日午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市神田北通1丁目の阪神尼崎駅前広場で、観光バスの後部から煙が上がっているのに通行人が気づき119番通報した。選抜高校野球大会に出場中の都城泉ケ丘(宮崎)の監督、選手と運転手の計48人が乗っていたが、バスを降りて無事だった。煙は尼崎市消防局の消防車が放水して消し止めた。

 尼崎南署の調べでは、車両後部にあるエアコンの動力などを得るための補助エンジンから煙が出た。選手らは阪神甲子園球場に観戦に行くため、大阪市内の宿舎をバスで出て、同駅で電車に乗り換えるところだった。

 選手の1人は「降りる直前に煙たくなって、前輪の左あたりに白煙が見えた。急いで降りて道具も急いで出した。びっくりした」と話した。

 都城泉ケ丘は21世紀枠で選ばれ、春夏通じて初の甲子園出場。宮崎県の東国原英夫知事は同校OB。

http://www.asahi.com/national/update/0325/OSK200703250160.html