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2007年03月25日(日) 07時00分

静岡・菊川市の東海道新幹線トンネル内に男性遺体 直前に通過した新幹線から転落死かフジTV

24日午後10時すぎ、静岡・菊川市の東海道新幹線のトンネル内に、男性が倒れているのを「こだま」の運転士が見つけ、緊急停止した。警察は、直前に通過した「のぞみ」から転落して死亡したとみて、身元を調べている。
24日午後10時すぎ、菊川市倉沢の牧之原トンネル内で、下りの「こだま」の運転士が、線路の脇に男性が倒れて死亡しているのを見つけ、緊急停止した。
およそ45分前に、現場付近を走行中の下りの「のぞみ」で、ドアが閉まっていることを示すランプが、突然消えるトラブルがあり、確認したところ、ドアを手動で開ける非常用ドアコックが、6号車で使われた形跡があった。
警察は、死亡した男性が、トラブルのあった「のぞみ」の乗車券を持っていたことから、走行中に転落したとみて調べている。
東海道新幹線の静岡 - 掛川間は、上下線とも3時間半にわたって運転を見合わせたが、25日午前1時半前に再開し、東京駅には、午前4時すぎまで順次、列車が到着した。
到着した乗客は「結構、足がむくんで、パンパンになっちゃって...」、「甲子園の応援に行ってきたんですけど。こんなことになっちゃいました」などと話した。
東京駅では、休憩用に列車を4本用意していたが、列車の中では、乗客がぐったりした様子で始発を待っていた。
この事故で、新幹線25本、乗客およそ2万3,000人に影響が出たという。
highlow highlow 2007/03/25 07:00 取材: テレビ静岡

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107613.html