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2007年03月25日(日) 06時18分

国連安保理、ウラン濃縮活動続けるイランに対し新たな制裁決議案を全会一致で採択フジTV

国連安全保障理事会は24日、ウラン濃縮活動を続けるイランに対し、新たな制裁決議案を全会一致で採択した。
イギリスのジョンズパリー国連大使は「安保理決議1747が全会一致で採択されたことは、イランの核計画に対する国際社会の深刻な懸念を示している」と述べた。
追加制裁の決議では、イランにウラン濃縮活動の即時停止を義務付けるとともに、すべての武器輸出を禁じるほか、各国にイランへの財政支援を自制することなどを求めている。
決議をめぐる交渉では、南アフリカなどの非常任理事国が修正を要求し、これにアメリカ、ヨーロッパが歩み寄った形で、理事国15カ国が合意し、採択となった。
一方、公式会合には、出席を取りやめたイランのアハマディネジャド大統領に代わり、モッタキ外相が出席し、「決議は、国際社会すべての総意ではない」と述べ、強く反論した。
highlow highlow 2007/03/25 06:18

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