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2007年03月24日(土) 16時47分

闘将ドゥンガ、許す?許さぬ?このファッション朝日新聞

 2月の親善試合でポルトガル代表に敗れたサッカー・ブラジル代表。地元メディアが腹立ち紛れに、監督のドゥンガさん(43)のファッションセンスの悪さをやり玉に挙げている。

対ポルトガル戦で、厳寒の中、シャツ1枚で指揮を執るブラジル代表のドゥンガ監督=ロイター

 真冬のロンドンでの試合ながら、後半に入ると監督はコートを脱ぎ、シャツ1枚で指揮。そのシャツの柄が、英国メディアに「80年代のディスコに出かけるような格好」とからかわれた。

 ワールドカップに3度出場し、試合に臨む厳しい姿から「鬼軍曹」と呼ばれた闘将の意外な姿に、各国記者の反応も特集された。「素朴な人だと思っていたのに、あんな格好をするなんてショックだ」「ヨーロッパではもうあんなシャツを着る人はいない」

 監督の服選びは服飾学科の学生である娘のガブリエラさん(20)の役目らしく、彼女の才能にもけちがつけられる始末。

 監督本人は「服を批判するのは、他に欠点を見つけられないからだろう」と冷静を装っているが……。次の試合は、24日の対チリ代表戦。闘将はどんな格好で現れるか。

http://www.asahi.com/sports/update/0324/156.html