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2007年03月24日(土) 11時45分

再婚禁止期間短縮、公明党PTが容認 法相は慎重姿勢朝日新聞

 「離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子」と推定する民法の見直しを進める公明党プロジェクトチーム(PT)は23日、女性の再婚禁止期間の短縮を特例新法に盛り込む自民党PTの方針について、「与党で合意できるならやっていきたい」として容認する方針を示した。来週の与党責任者会議で了承されれば、与党PTで議員立法に向けた動きが始まる。

 自民党PT案は、女性の再婚を禁じる期間を現行法の「6カ月」から「100日」に短縮する内容。公明党PTはこれまで、「様々な意見がある議論を盛り込むことで、結論が遅くなる」として、300日問題とは別の機会に議論すべきだとの姿勢を示していた。

 一方、長勢法相は23日の閣議後会見で、再婚禁止期間短縮について「そんなに大多数の皆さんがそうしろという雰囲気ではないのではないか」と慎重な姿勢を示した。

http://www.asahi.com/politics/update/0324/003.html