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2007年03月24日(土) 18時53分

13都道県知事選、告示後初の週末 東京都知事選の候補者らが各地で選挙活動フジTV

統一地方選の前半戦、13の都道県の知事選挙は、告示後初めての週末を迎えた。注目の東京都知事選の候補者たちは選挙活動を行った。
東京のJR立川駅前には、石原 慎太郎都知事(74)の演説30分前にもかかわらず、大勢の人が集まっていた。
石原都知事は「あの(東京)マラソンだけで、1日に180億円の経済効果があると。お祭りしながら、経済効果があればいいじゃないですか。わたしはやっぱり、20代のときに味わったオリンピックの感動を、今の若い人たちに味わってもらいたい」とアピールした。
一方、浅野史郎氏(59)は巣鴨で演説を行った。
浅野氏は「(巣鴨は)1つの文化なんですよ。こういうような文化を大事にしていくような東京。これは世界に自慢できる文化なんです。オリンピックだけが文化じゃないんですね」と述べた。
10分弱と短めに演説を切り上げた浅野氏だが、商店街では握手攻めに遭い、なかなか前に進むことができなかった。
建築家の黒川紀章氏(72)は、自らがデザインしたという白いキャンピングカーに乗って、調布駅前に現れた。
黒川氏は「私は具体的に言いますと、オリンピック反対、築地の市場移転反対と言っていますよね。私は5つの株式会社を持ち、世界的に活躍していますから、経営感覚がある。唯一の経営感覚がある知事になれます」と語った。
一方、共産党推薦の吉田万三氏(59)は、銀座で熱弁を振るった。
吉田氏は「唯一の庶民の代表、下町の『ドラえもん』として、大いに頑張っております。あの石原さんによるとんでもない都政の私物化。税金を使っての飲み食い、身内を集めての宴会政治、こんなやり方は、もうきっぱりやめようじゃないか」と語った。
六本木では、ドクター・中松氏(78)が演説を行った。
ドクター・中松氏は「東京を発明する必要があります。都政をいかに発明していくか、その能力がなければいけません」と述べた。
演説中に、都知事選に立候補している桜 金造氏(50)が現れ、エールを送る場面も見られた。
このほかの立候補者は、山口節生氏(57)、外山恒一氏(36)、高橋 満氏(61)、佐々木 崇徳氏(64)、高島龍峰氏(71)、内川 久美子氏(49)、鞠子 公一郎氏(33)、雄上 統(おさむ)氏(65)のあわせて14人となっている。
4月8日の投票日まで、激しい選挙戦が繰り広げられる。
highlow highlow 2007/03/24 18:53

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