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2007年03月24日(土) 00時01分

「利益が危険性を上回る」=タミフル使用で見解−欧州当局時事通信

 【ロンドン23日時事】欧州医薬品審査庁の医薬品委員会は23日、インフルエンザ治療薬「タミフル」服用後に異常行動が相次いで報告されている問題に関し、適切な指示の下で使用されれば「利益が危険性を上回る」との見解を発表した。
 声明文によると、日本で指摘されたタミフルと精神・神経症状の関係について、同庁は安全検査を実施。その結果「タミフルに関し、精神・神経症状も含めた安全情報について引き続き注意深く監視する。さらなる懸念があれば対応策を取る」と指摘したが、現時点での具体的な措置は見送った。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070323-00000225-jij-int