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2007年03月24日(土) 22時54分

フィギュアスケート世界選手権女子 安藤美姫選手、逆転で初優勝 浅田真央選手は2位フジTV

フィギュアスケート世界選手権は24日、女子のフリー演技が行われ、安藤美姫選手(19)が、ショートプログラムの2位から逆転し、初優勝を飾った。
安藤選手は、自信があふれたダイナミックなジャンプで観客を魅了した。
注目された4回転ジャンプには挑戦しなかったが、ほぼミスのない演技で締めくくり、合計195.09点で初優勝を飾った。
安藤選手は「(タイトルを手にした気持ちは?)肩の故障や...、いろんなことがあって、すごい苦労したんですけど、家族やコーチやみなさんのおかげで、このような結果が出せてうれしいです」、「日本で開催された世界選手権での優勝が、すごい、本当にうれしいので、ありがとうございました」などと話した。
一方、浅田真央選手(16)は、23日のショートプラグラムで得点が伸びず、5位からのスタートとなった。
浅田選手は、フリーで3回転半ジャンプを決め、女子選手フリー演技の中で、一番高い得点を付けたが、2位となった。
浅田選手は「(今の気持ちは?)すごいうれしいです。(世界フィギュアでどんな経験を得られました?)やっぱり、ショート(プログラム)が、すごい重要だなってことをあらためて感じました。(全日本フィギュアのときとは違った?)ほとんど日本人の人ばっかりで、記者さんとかもみんな知ってる人ばっかりだったので、本当に日本でやってる試合って感じでした。これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします」と語った。
また、前日7位の中野 友加里選手(21)は5位だった。
ショートプラグラム1位だった韓国の金妍児(キム・ヨナ)選手(16)は、2度転倒するなどして、3位に終わった。
女子フィギアスケートはクライマックスを迎え、史上初めて日本人選手が2人表彰台に上がった。
2007/03/24 22:54

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