「朱蒙」は51.9%の最高視聴率で最終放映の幕を飾った
この日の最終回では、朱蒙(宋一国)の高句麗とテソ(キム・ソンス)の扶余が連合軍を結成してハンナラを撃滅する一方、ソソノ−(ハン・ヘジン)が二人の息子ピリュ、オンジョと共に百済建国のために南下する場面を描いた。
特に視聴者は、別れを惜しむかのように後を振り返るソソノーと、それを見送りつつ熱い涙を流す朱蒙の「切ない愛」を、このドラマ最高のハイライトとして挙げた。
放送直後、視聴者たちは「運命のさだめで辛い別れをしなければならない朱蒙とソソノ−に涙が出ました」(イ・ユンジュ)、「朱蒙はもちろんですが、ソソノ−という人物についても大変興味がありました」(キム・スジン)、「朱蒙がソソノ−を見送る場面が記憶に残ります。もう朱蒙が見られないと思うと本当に残念です」などの意見が書き込まれ、最終回を惜しんだ。
昨年5月にスタートした「朱蒙」は、ヘモス(ホ・ジュノ)とクムワ(チョン・グァンヨル)、ユハ夫人(オ・ヨンス)を先に登場させて放映開始から2カ月で視聴率40%を突破。以後も朱蒙とソソノ−、モパルモなどが出演するようになると40〜50%台の視聴率を記録してきた。
全81話を放送する間、延長放送をめぐる雑音、歴史歪曲についての批判など試練を経験したが、同時期に出発した高句麗史劇の間では視聴率の面で先頭を守り、古代史の歴史劇の地平を広げたという評価を受けた。
後続作は、コ・ヒョンジョンがタフな女刑事に変身したドラマ「ヒット」(H.I.T)で、3月19日から。