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2007年03月24日(土) 00時00分

築100年の民家押し入れから不発弾?朝日新聞

  23日午前11時ごろ、多良木町久米で、民家の改装作業をしていた男性が押し入れの奥から不発弾2個を見つけた。陸上自衛隊西部方面後方支援隊第104不発弾処理隊(佐賀県吉野ケ里町)が調べた結果、腐食が激しいが、迫撃砲弾とみられるという。

  多良木署の調べでは、不発弾は長さ約18センチ、直径約5センチの円筒形。同署は民家前の県道50メートルの区間を一時通行止めとし、周辺の民家に避難を呼びかけた。県警本部を通じ、同隊に処理を求め、民家から撤去した。

  同署や同町によると、民家は築100年以上で03年までは医院だった。昨年6月、人吉市の会社役員女性が購入後、しばらく空き家だったが、古美術品店を開くため、改装していたという。近くの同県錦町には旧陸軍の飛行場があったという。

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000703240001