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2007年03月23日(金) 17時07分

残酷すぎる?実現不可能だった時代小説、ついにアニメ化オリコン

 世界最大級のアニメの祭典「東京国際アニメフェア2007」が東京ビックサイトで3月22日開幕した。今年は国内外を合わせて270社が出展し、過去最大級の規模に。海外からも熱い注目を集め、多くのメディアが集まるなか、WOWOWがオリジナル・アニメーションの製作発表会を行った。

 月刊『チャンピオン RED』で連載中の話題作『シグルイ』のテレビアニメ化がついに実現することになった( イベントの写真はこちら )。これは、時代小説の分野で「残酷ブーム」を巻き起こした直木賞作家・南條範夫の原作であり、これを奇才・山口貴由が漫画化した作品。監督を務めるのは『TEXHNOLYZE』を手掛けた浜崎博嗣。この作品は江戸時代初頭の天下太平を舞台とし、片腕を失った剣士・藤木源之助、盲目の剣士・伊良子清玄の2人が主人公。彼らが武士道の頂点を極めるために壮絶な闘いを繰り広げるストーリーであり、細かな描写や異様な迫力を映像で表すのは不可能とまで言われた作品だ。

 史実に基づいて描かれた迫真の物語を主人公の2人同様、漫画家・山口と監督・浜崎が描く凄まじい武士道の生き様に期待したい。テレビアニメ『シグルイ』は今年7月にWOWOWで放送開始。

  WOWOWのオリジナル・アニメーション製作発表会 の模様はこちらへ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070323-00000006-oric-ent