2007年03月23日(金) 12時11分

「彼と住んでいた部屋で、そのまま新生活を始める」女性が約4割（オリコン）

　1人暮しや引越しは、就職や進学などがきっかけで行われることが多いと思われるが、それ以外にもきっかけはあるだろう。ORICON SYTLEのリサーチでは、「引越しのきっかけ」は、【結婚】が37.8％で1位となった。

　1位の【結婚】は、特に女性からの回答率が高く、48.0％を占めている（ ＝ランキング表 ）。それに比べて男性の方が少ないのは、「彼が住んでいた部屋で、そのまま新生活を始める」というパターンが多いためだろう。世代別に見ると、年齢が上がるにつれて【結婚】を引越しの理由にあげる方が増えている。

　続く2位は【転勤】だ。こちらは、女性よりも男性の回答率がやや高め（女性は16.3％、男性は26.0％）。また、同じ男性でも年代が上がるにつれて回答率は高くなっていて、20代が18.0％、30代で27.0％、40代で33.0％という数字に。これは、40代は、若いうちに転勤を経験している人や、働き盛りの年齢になるにつれて転勤を経験している人がが増えていることを示しているのかもしれない。一方で女性の場合、世代による回答率の差は、15.0〜18.0％とほとんどなかった。

　3位の【部屋が手狭になった】は、女性の回答率が高かった引越し理由だ。洋服が増えたり、新しいインテリアを購入したり、植物の栽培など、理由はそれぞれありそうだが、部屋が手狭になったと感じている女性が多いようだ。

　4位の【環境を変えようと思った】や、10位の【なんとなく気分転換】という回答は、人それぞれの事情がありそうで面白い。セキュリティの高さを求めて転居したり、今まで住んでいた街に飽きてしまった、プライベートで生活の変化があった、などの理由が考えられる。

　意外に少なかったのが、【収入が増えた】ことを理由にあげるケース。収入の増加に伴って家を購入したり、ちょっと広いところや景観が良いところに住み替えたりする人が多いかというと、そうではないようだ。

（07年2月1日〜2月5日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代、30代、40代の男女、「引越し経験」のある方のみ各300人、合計600人にインターネット調査したもの）

　就職や進学以外の引越しのきっかけ ランキング表はこちら 。※下段に掲載

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070323-00000002-oric-ent