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2007年03月23日(金) 03時03分

居座り訪問販売、3分の1が経験 国民生活センター調査朝日新聞

 訪問販売で営業マンが家に居座り、帰ってもらうのに苦労した経験を消費者の3人に1人がもつことが、22日発表された国民生活センターの調査でわかった。6割弱が、不意打ち的な訪問販売の原則禁止を求めていることもわかった。

 昨夏、全国の既婚女性3千人に実施し、1800人が回答した。過去1年間に、訪問販売による勧誘を受けた人は77%。勧誘されたとき「断ったが、帰ってもらうのに苦労した」経験のある人が32%いた。「怒鳴られたり暴言を吐かれたりした」(5%)、「断れなくなり契約した」(5%)との事例もあった。

 勧誘については「原則禁止にすべきだ。消費者から依頼があった場合だけ訪問してよい」との答えが57%を占め、消費者が望まない訪問販売への法規制を求めている。

http://www.asahi.com/life/update/0323/003.html