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2007年03月22日(木) 06時03分

HDD着脱で容量アップ 日立が薄型テレビ新シリーズ朝日新聞

 日立製作所は20日、薄型テレビ「Wooo(ウー)」の新シリーズを発表した。50インチ、42インチ、37インチのプラズマと37インチ、32インチの液晶の計8機種で、うち5機種でハードディスク駆動装置(HDD)の着脱ができる。4月20日から順次発売する。店頭想定価格は税込み57万〜20万円前後。

HDDの着脱ができる日立製作所のWoooの新シリーズ=20日、東京都内で

 著作権保護技術を採り入れた着脱式のHDDはカセット型(縦11センチ、横8センチ、厚さ1.27センチ)で、画面脇に差し込んで使う。容量160ギガバイトで3万5000円前後、80ギガで2万円前後で、4月10日に発売する。

 テレビにも250ギガのHDDレコーダーを別に内蔵しているが、着脱式のHDDがあれば入れ替えができるため、容量を気にせずに高画質映像を録画できる。内蔵HDDに撮りためた映像を最大9倍速でカセットに移すことも可能だ。今後、パソコンや車載機器など対応機種の拡大が普及のカギとなりそうだ。

http://www.asahi.com/business/update/0321/001.html