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2007年03月13日(火) 23時29分

村上被告ら、ライブドアから借り株 利益2億円と検察側朝日新聞

 証券取引法違反(インサイダー取引)の罪に問われた村上ファンド前代表、村上世彰(よしあき)被告(47)の公判が13日、東京地裁であり、検察側は、村上前代表と丸木強代表が04年7月ごろ、ライブドア側から大量のライブドア株を借り、株式分割の前後の売買で約2億円の利益を得ていたことを明かした。丸木代表が被告人質問で、この事実を認めた。

 検察側は、村上前代表が04年11月8日の会議でライブドア側からニッポン放送株の大量買い付けの計画を聞いたとしており、それ以前からライブドア側と親密であったことを強調した。

 検察側によると、代表の個人会社が、ライブドアの発行済み株式の1割強を借り受け、同社が株式の10分割をするのにあわせて売買し、約3億円の利益を得た。このうち、約1億円はライブドア証券に手数料として支払ったという。

http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200703130334.html