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2007年03月13日(火) 13時10分

同性愛の男性に近づき、「会社や家族にばらす」と現金をだまし取った35歳男逮捕・起訴フジTV

同性愛の男性に近づき、弁護士や暴力団組員になりすまして、「会社や家族にばらす」などと次々に現金をだまし取ったとして、35歳の男が恐喝の疑いで逮捕・起訴された。男は初公判で起訴事実を否認している。
逮捕・起訴されているのは、住所不定の無職・松下 寛被告(35)。
起訴状によると、松下被告は2005年6月、「ゲイであることを会社や家族にばらす」などと脅し、30代の男性会社員から現金およそ1,000万円を預金口座に振り込ませた恐喝の罪に問われている。
自らもゲイだった松下被告は、インターネットで知り合った同性愛の男性に近づき、相手から関係を絶たれそうになると、弁護士や暴力団組員になりすまして、「天罰屋」などと称して脅迫メールを送りつけるなどして、現金を脅し取っていたという。
松下被告を知る人は「結局お金なんだろうね。じゃないと、職場にばらすとか、家族にばらすとか。金で済むものならそれで泣き寝入りするんだろうね」と語った。
松下被告に対する初公判は13日午前、福岡地裁小倉支部で開かれ、松下被告は「メールは送信していない。お金を取った事実はない」などと起訴事実を否認した。
松下被告は、同じような手口で、複数の男性からあわせて数千万円を脅し取ったとみられており、警察で余罪を追及している。
highlow highlow 2007/03/13 13:10 取材: テレビ西日本

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00106929.html