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2007年03月10日(土) 10時00分

飯島愛がAV時代から培った豊富な人脈日刊ゲンダイ

 飯島愛(34)の“電撃引退宣言”が波紋を広げている。
 先週末、飯島の所属事務所が「体調不良」を理由に3月いっぱいで芸能界を引退すると発表した。
 飯島はAV女優からバラエティー番組に進出。“Tバックの女王”として人気に火が付き、“バラエティーの女王”にのし上がった。00年に発売したエッセー「プラトニック・セックス」は170万部の大ベストセラーになり、活躍の場をさらに拡大。現在は「サンデージャポン」(TBS)、「ウチくる!? 」(フジテレビ)など、4本のレギュラー番組を抱えている。
 そんな売れっ子がすっぱり仕事をやめる。食いブチがなくなるのだから思い切った決断だ。
 だが、飯島は仕事をやめても、何の心配もないという。
「彼女の人脈の広さはハンパじゃないですからね。それこそ“裏社会から政財界まで”という感じで、仕事をやめても彼女に手を貸してくれる協力者がたくさんいるのです」(マスコミ関係者)
 たしかに、飯島は顔が広い。芸能界では志村けん、加賀まりこ、大竹まことといった“大物”に可愛がられていて、芸能界の陰の仕切り屋といわれるモト冬樹ともツーカーの仲で知られている。とんねるずの木梨憲武とも親しい。
「彼女は気くばりが行き届いている。まずスタッフへの差し入れは欠かさない。タレントが困っているといえば親身になって相談に乗り、失恋したとなれば自宅に招いて食事をごちそうする。情に厚い姉御肌タイプだから、大御所からは可愛がられるし、後輩からも慕われるのです」(芸能記者)
 芸能界以外にも顔が利く。都内の繁華街で番組のロケが行われた時、ストリートギャング風の若者からこわもての人物まで何人も飯島にあいさつにきて、現場が混乱しないように目を光らせていたことがあったという。
 その一方で、あるパーティー会場で政財界の大物たちに囲まれた飯島が、「経団連の会長さんは元気ですか」などと日本経済の話題に花を咲かせる姿も目撃されている。
 3年前、飯島が外国特派員協会に招かれて講演した際、小泉前総理が厚生大臣時代に一緒に食事をしたエピソードを披露した。
「これまで彼女が交際をウワサされた男性も、イケメン青年実業家、ゲームソフト会社の経営者、ヘアメークアーティスト、IT関係者といった自分で仕事をして稼いでいる相手ばかり。苦労してきただけに、チャラチャラした連中には目もくれないのです」(芸能記者)
 これだけ豊富な人脈があれば、芸能界をやめても問題ない。悠々自適の生活が待っている?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070310-00000001-gen-ent