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2007年03月03日(土) 00時00分

がばいばあちゃん/島田さんらに市民栄誉賞朝日新聞

 武雄市は2日、テレビドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」の原作者でタレントの島田洋七さんと、ドラマのロケ隊に市民栄誉賞を贈ることを決めた。この日開かれた市民栄誉賞選考委員会(委員長、古賀滋・副市長、5人)が、「市民が故郷の景観の素晴らしさを再発見し、自信と誇りを持つきっかけになった。観光地・武雄として発展していく大きな夢と希望を抱かせた」として、樋渡啓祐市長に栄誉賞の授与を答申した。3日に表彰式を行う。

 「佐賀のがばいばあちゃん」は、島田さんの自伝的小説。武雄温泉観光が低迷するなか、市はドラマを通じて全国に武雄の魅力を売り込もうと、メーンロケ地として誘致。正月に全国放送されたドラマが高視聴率で、「もてなしの心」を全国発信できたことから、樋渡市長が先月、市民栄誉賞選考委員会に諮問していた。

 表彰式は、ロケ隊は3日の午後2時からメーンロケ地になった同市朝日町の淀姫神社で。島田さんには午後5時から福岡市のマリンメッセ福岡で行う。

 受賞の知らせに、島田さんは「武雄の風景、町並みが昔のままで、市長や武雄の皆さんの熱意がすごかった。受賞はうれしいが、いつもまじめにしていなければいけない気がして、漫才師としては複雑です」。

http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000703030002