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2007年02月23日(金) 00時00分

不二家ゼロからのスタート…在庫全廃棄で「信頼回復」ZAKZAK

 消費期限切れの材料使用問題に揺れる不二家は、小売り各社や卸売業者などが店舗や倉庫に保管する一般菓子の在庫をすべて引き取って廃棄する方向で検討に入った。問題発覚前に製造された商品を廃棄し、消費者の不安をふっしょくし、ゼロからのスタートを印象づけ、信頼回復を図るのがねらい。

 23日付の毎日新聞によると、在庫の全量廃棄については山崎製パンと調整中で、不二家が小売り各社などから在庫を引き取る代わりに、新しく製造した商品を提供する計画などが浮上しているという。

 同社の一般菓子の販売を現在も続けている一部小売りについても理解を求め、入れ替えに応じてもらう方針だ。

ZAKZAK 2007/02/23

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007022308.html