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2007年02月14日(水) 20時04分

年賀状代1300万円横領容疑、免職の郵便局員を送検読売新聞

 日本郵政公社東京監査室は14日、年賀状の販売代金約1367万円を横領したとして、東京中央郵便局郵便企画課の奥田渉・元総務主任(31)を業務上横領の疑いで東京地検に書類送検した。

 奥田元主任は1月12日付で既に懲戒免職となっている。

 調べによると、奥田元主任は昨年10月27日〜12月19日、16回にわたり、年賀状約27万枚分の販売代金計1367万円を横領した疑い。

 奥田元主任は年賀状の売り上げを取りまとめる立場だったが、少しずつ抜き取って使い、局の検査前に、家族らに頼んで工面した金で穴埋めを繰り返していた。年賀状販売終了後の今年1月11日、局が残り枚数と入金の照合をした際、約400万円合わなかったため、幹部が奥田元主任にただしたところ、着服を認めた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070214i513.htm