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2007年02月12日(月) 10時00分

ゴールデンタイムに進出する「オーラの泉」日刊ゲンダイ

 吉と出るか凶と出るか——。“スピリチュアルカウンセラー”江原啓之(42)が出演する「オーラの泉」(テレビ朝日)が、ゴールデン枠に進出するという。
「オーラの泉」は江原、美輪明宏、国分太一の3人が出演し、ゲストの前世や守護霊を霊視してアドバイスを送る番組。1月17日の放送では過去最高の視聴率15.9%を記録した。テレ朝にとっては、確実に数字を取れる番組だけに、夜11時台の放送ではもったいないと判断したのだろう。放送は土曜日のゴールデン枠が有力だ。
 だが、この昇格には疑問の声が上がっている。最近、江原の周辺では“怪しい話”が飛び交っているからだ。
 江原の霊視の手法そのものを疑問視する報道が相次ぎ、番組で江原の霊視を体験した主婦は「事前に詳しいプロフィルの提出を求められ、自宅には日本テレワーク(番組制作会社)の方から30分以上も電話リサーチがありました」と本紙に告白している。
「しかも『あるある大事典』の捏造問題をきっかけに、テレビ界には視聴者から厳しい視線が注がれている。“視聴率さえ取れれば何でもありなのか”という声が巻き起こっています。そういう状況で、江原の番組をゴールデンで放送するのだから、逆風にさらされる可能性もありますよ」(マスコミ関係者)
“スピリチュアル”に頼りすぎではないか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070212-00000004-gen-ent