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2007年02月11日(日) 00時00分

先物取引被害 110番、15日に 群馬弁護士会 東京新聞

 群馬弁護士会は十五日、先物取引の被害に関する無料電話相談「先物取引被害110番」を実施する。県内の弁護士が、午前十時から午後四時まで相談に応じる。

 先物取引は金などの上場商品について、将来の株価の変動を予想して売買する手法。一定の証拠金を預け、その何倍もの売買ができるため多額の損失を被ることもある。昨年の国会で金融商品取引法が成立し、先物取引については「今後トラブルが解消しない場合は不招請勧誘の禁止(電話や訪問勧誘の原則禁止)を検討する」などとする付帯決議もなされている。

 同会の樋口和彦弁護士は「家族に内証の取引の場合は十分な配慮をするので、安心して相談を」と話している。電話は027(234)0560。 (石井友恵)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20070211/lcl_____gnm_____003.shtml