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2007年02月05日(月) 18時53分

法テラスに常勤弁護士読売新聞

スタッフ弁護士の業務にあたる臼井さん(大津市浜大津で)
 市民に様々な法的サービスを提供する独立行政法人「日本司法支援センター」(愛称・法テラス)の滋賀地方事務所(大津市浜大津)内に、「法テラス滋賀法律事務所」が開設され、常勤の「スタッフ弁護士」として臼井陽子さん(36)が着任した。

 スタッフ弁護士は、センターが事件ごとに業務を依頼する「契約弁護士」とともに、刑事事件の国選弁護や、国費による民事事件などを担当する。

 臼井弁護士は大阪大法学部卒。2003年に司法試験に合格し、05年から大阪弁護士会に所属。主に離婚や家庭内暴力などの家事事件や、多重債務などの問題に取り組んできた。1日付で、滋賀弁護士会に登録替えした。

 臼井弁護士は「より市民に近いところで仕事がしたいと思い、スタッフ弁護士を希望した。これまでの経験を生かして頑張っていきたい」と話した。

 センターは当初、全国60か所の地方・地域事務所のすべてにスタッフ弁護士を配置することを目標とし、弁護士の数が少ない「司法過疎地域」を中心に配置してきたが、2月1日現在、臼井弁護士を含め全国で23人しかおらず、不足している状況という。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news003.htm