スタッフ弁護士は、センターが事件ごとに業務を依頼する「契約弁護士」とともに、刑事事件の国選弁護や、国費による民事事件などを担当する。
臼井弁護士は大阪大法学部卒。2003年に司法試験に合格し、05年から大阪弁護士会に所属。主に離婚や家庭内暴力などの家事事件や、多重債務などの問題に取り組んできた。1日付で、滋賀弁護士会に登録替えした。
臼井弁護士は「より市民に近いところで仕事がしたいと思い、スタッフ弁護士を希望した。これまでの経験を生かして頑張っていきたい」と話した。
センターは当初、全国60か所の地方・地域事務所のすべてにスタッフ弁護士を配置することを目標とし、弁護士の数が少ない「司法過疎地域」を中心に配置してきたが、2月1日現在、臼井弁護士を含め全国で23人しかおらず、不足している状況という。