記事登録
2007年01月23日(火) 00時00分

「意図的で悪質」と営業停止…苦情が嫌と期限書き換えZAKZAK

 福島県は22日、商品の賞味期限を書き換えて販売したとして、食品衛生法(表示違反)に基づき、同県白河市の個人経営の食品販売店「河野魚店」を同日から2日間の営業停止にした。健康被害の報告はない。

 県によると、同店はシューマイや笹(ささ)かまぼこの包装紙に印字された賞味期限について、「1月14日」を「1月24日」などとボールペンで書き換えた。魚介類加工品に〝お買い得〟などのラベルを期限表示の上に張り、見えないようにして販売していた。

 県は「意図的な行為で悪質」としている。

 保健所に19日「期限がおかしい」と情報があり、県が調べていた。

 同店は偽装に関し「昨年9月、客から賞味期限について苦情を受け、(苦情が嫌で)始めた」と話しているという。

ZAKZAK 2007/01/23

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007012313.html