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2007年01月10日(水) 00時00分

Wii国内販売100万台…46万台PS3引き離すZAKZAK

 ゲーム情報誌を出版する「エンターブレイン」(東京)は10日までに、任天堂の次世代ゲーム機「Wii(ウィー)」の国内販売台数が、昨年12月2日の発売からほぼ1カ月で100万台を突破したとの推計を発表した。ライバルのソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション(PS)3」は昨年末で約46万台にとどまっており、序盤ではWiiが大きくリードした。

 Wiiは、コントローラーをラケットやバットのように振り回して遊ぶなど、ユニークな操作方法を採用したのが特徴。PS3は画質や音質の高さを売りに、昨年11月11日に国内で発売された。任天堂とSCEは、昨年末までの国内出荷目標としていずれも100万台を掲げていた。

 Wiiが好調な理由について、エンターブレインの浜村弘一社長は「新しい遊び方の提案や豊富なソフトが受け入れられたのでは」と分析。PS3については「当初の計画通りに製品を供給できていないのではないか」との見方を示した。

 販売台数は、国内3500店の販売データを基に、エンターブレインが推計した。

ZAKZAK 2007/01/10

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007011009.html