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2007年01月05日(金) 23時00分

長野の連続放火、平田恵里香被告が留置場内で自殺未遂読売新聞

 長野県諏訪市周辺で昨年4〜5月に発生した連続放火事件で、非現住建造物等放火などの罪に問われ公判中の諏訪市湖南、平田恵里香被告(21)が5日午後4時ごろ、拘置されている長野県警茅野署の留置場内トイレで、自分のジャージーの上着を首に巻き付けた状態でぐったりしているのを女性警察官が見つけた。

 自殺を図ったとみられ、意識がない状態だったが、回復して命に別条はないという。

 県警によると、平田被告がトイレに入った後、しばらく物音がしなかったため、不審に思った女性警察官が声をかけたが、応答がなかったため確認のために入って発見した。

 大井伯一・県警監察課長は「今後、同様の事案が発生しないよう指導する」とコメントした。

 平田被告は、諏訪市内の母校の中学校体育館など8件の放火事件で起訴されている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070105i515.htm