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2006年12月31日(日) 00時00分

車いす対応のトイレ一目で NPOがマップ朝日新聞

 トイレが車いす対応かどうかなど、障害のある人が外出時に参照できるように、県内400カ所の公共トイレの整備状況をまとめたマップをNPOが作り、インターネットで公開している。携帯電話からも見ることができ、出先からも調べられる。NPOは活用を呼びかけている。

 環日本海トイレフォーラム(会長・金岡トモコ富山短大名誉教授)はトイレ事情に関心を持つ人たちが集まり、99年5月に設立。現在30〜70歳代の27人の会員がいる。車いす利用者が外出時に、一番気になるのが使えるトイレがあるかどうかという話を聞き、04年に県内250カ所の公共トイレを調査してホームページを開設。新たに調べた150カ所を今月加え、携帯電話からもアクセスできるように刷新した。

 トップページには「市町村」「観光地」「中心市街地」「レジャー」「多目的トイレ」「キーワード検索」の6項目。希望項目を開くと県内の地図が表示され、地域を選択すると公共トイレの一覧が出る。

 個別ページには地図や外観・室内の写真とともに、車いすで使えるかどうか、人工肛門(こう・もん)などをつける人(オストメイト)や視覚障害者への対応、おむつ交換をする介護ベッドの有無などが表になっていて、ひと目でわかる(携帯電話からは簡易版が見られる)。

 同フォーラムの事務局長で建築士の小見美由紀さんは「最近は手すりつきや洋式が増え、トイレ環境がよくなってきている。携帯電話からもアクセスできるので、出先からでも地図を活用して下さい」と呼びかける。

 フォーラムによると、県内の公共トイレは約800カ所。未調査分は来年度も調べる予定。HPは富山県トイレマップ(http://www.toyama−toiletforum.jp/、携帯用は末尾にi/)。

http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000701010001