2006年12月30日(土) 12時00分
「次世代ゲーム機」シェア争奪戦の行方(オリコン)
当初は今春の発売を予定していたソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの『プレイステーション 3』が、11 月11 日に発売されたことで、「次世代ゲーム機」によるゲーム市場の争奪戦が本格的にスタートした(
3機種の比較表はこちら )。
“次世代コンピュータエンタテインメントシステム" と位置づけられたPS3は、ブルーレイディスクのドライブも搭載するなど、ゲーム機という枠を超えた次世代のデジタル家電ともいえるマシンとして、コアなゲームファンに限らないユーザー層にも訴求しているようだ。
一方、『ニンテンドーDS』の圧倒的な成功を受け、老若男女を問わずあらゆる人々にゲームの楽しさをアピールするという明確な戦略のもと、12 月2 日に発売されたのが任天堂の『Wii』。ともに発売日には家電量販店周辺に長蛇の列が並んだ様子が大きく取り上げられるなど、社会的にも大きなニュースとなった。
さらに、一足先に発売されていたマイクロソフトの『Xbox360』も、年末商戦にあわせて廉価版を投入するなど、次世代ゲーム機3者による激しいシェア争いに突入。「ゲームファン以外の層をも幅広く取り込むことによる市場の拡大と活性化」に向けた3者の動向には、人気ソフトの開発や各機が売りにするネットワークサービスの展開なども含めて、07年以降も各方面から熱い視線が注がれるはずだ。
PS3、Wii、Xbox360の
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