2006年12月29日(金) 00時00分

岐阜裏金ＯＢ返還６割 年内完了は困難 （中日新聞）

　岐阜県庁の裏金問題で、返済期限のめどを年内とするＯＢ返還分が、総額のほぼ６割にあたる約５億７００万円にとどまっていることが、分かった。残額は約３億６０００万円。年内の完全返還は困難な状況となっており、年明け早々にも返還計画の再検討が必要になりそうだ。

　ＯＢの返還は約８億６７００万円で、分割払いにしなければ２９日が期限。分割払いのケースでも年度内が期限になっている。

　県によると、２８日までに確認されたのは２２日前後の入金まで。それ以後の入金は年明けにならないと確認できないという。年内の返還状況は、来年１月１０日前後に公表される見通し。

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061229/mng_____sya_____010.shtml