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2006年12月28日(木) 00時00分

ついに出た“宮内本”…「出版したら告訴する」警告もZAKZAK

「改革利権の最大の受益者」を説き明かし 経済界の深層をえぐり出すような著書で知られる有森隆+グループK。新聞記者出身の有森氏らからなる気鋭のジャーナリスト集団がこの師走に出版した「『小泉規制改革』を利権にした男宮内義彦」(講談社、本体1600円・税別)が話題になっている。

 規制改革の旗手として脚光を浴びてきた宮内オリックス会長。本書は、宮内氏を「改革利権の最大の受益者」として、規制緩和推進の狙いなどを綿密な取材に基づき解き明かしている。

 また、宮内氏とインサイダー事件で公判中の村上世彰被告、福井俊彦日銀総裁との関係や、プロ野球・巨人軍オーナーの渡辺恒雄氏との確執などにも光を当てている。

 「オリックス側が発売前から『「出版したら告訴する』と警告状を送ってきた」(関係者)ほどの本だけに、一読の価値はありそうだ。

 筆者は同時に「新版・企業舎弟 闇の抗争」(講談社+α文庫、本体838円・税別)も出版。こちらは、企業と闇社会のつながりをあぶり出す、なかなかお目にかかれないタイプの本だ。

ZAKZAK 2006/12/28

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006122830.html