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2006年12月28日(木) 00時00分

元日の年賀状 投函急いで 年々ピーク遅く郵政公社が警戒 東京新聞

 年々、年賀状の「遅出し」傾向が強まっていることに日本郵政公社が危機感を募らせている。曜日の配列から「ことしも再び昨年の“悪夢”が再現される可能性がある」(公社幹部)ためだ。

 悪夢とは、昨年の十二月三十日が引き受け処理の最大のピークを迎えたことを指す。配達前の道順組み立て作業の処理能力が一日当たり一億八千万通だから、それを上回る二億通以上の投函(とうかん)状況が二十六日から三十一日まで六日間連続した。

 ことし元日の配達実績は二十億五千二百万通と前年比7・6%減。年賀状の販売数の減少分を差し引いても、元日配達数の減少は明らかだった。

 四、五年前までは年賀状の投函のピークはクリスマス前後が一般的だった。最近の遅出し傾向は「プリンターの普及で家庭で年賀状を印刷する人が増えた」(生田正治総裁)のが一因らしい。

 郵政公社によると、全国の普通郵便局で引き受けた来年用の年賀はがきの引き受け通数の累計は二十六日現在、十億五千七百万通で、昨年とほぼ同水準だ。関係者は「元日に届けるには、二十八日までの投函をお願いしたい。近場でも、二十九日午前中までの投函がぎりぎり」と話している。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20061228/mng_____kei_____002.shtml