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2006年12月27日(水) 12時01分

個人情報:山梨中央銀、本人確認書など顧客情報46万枚廃棄 /山梨毎日新聞

 ◇「流出の恐れ少ない」
 山梨中央銀行(甲府市丸の内1、小野堅太郎頭取)は26日、81店舗で顧客の氏名や住所、保険証の番号などが記載された本人確認書(取引終了分)など約46万8000枚を誤って廃棄処分していたと発表した。また、58店舗で現在も取引のある本人確認書461枚を紛失。03年の本人確認法で保存期間が延長されたのが徹底されなかった。同行は「情報が外部に流出した恐れは極めて少ない」と話している。
 同行によると、本人確認書は銀行口座を開設する際などに作成され、保険証や免許証などの番号が記載されている。廃棄処分されたのは本人確認書のほか、税金や公共料金を納付する際に記入する受付票、両替をする際に記入する両替票の3種類。保存期間は半年から最大5年だったが、いずれも7年に延長されたにもかかわらず、今年6月、東京都内を含む81店舗で98年1月から今年3月までに溶解・焼却処分していたことが内部調査で発覚した。台帳に保存期間の変更が記載されないなど管理が徹底していなかった。また、現在使用中の本人確認書は03年1月から今年7月までに他の書類に紛れて裁断処理したとみられるという。
 小野頭取は「個人情報などの管理強化と取り扱いの厳正化に努めたい」とのコメントを出した。【鷲頭彰子】

12月27日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000060-mailo-l19