2006年12月25日(月) 14時16分

＜パロマ工業＞２６日、経産省に防止対策「報告書」提出へ（毎日新聞）

　パロマ工業（名古屋市）製のガス瞬間湯沸かし器で一酸化炭素中毒事故が相次いだ問題で、同社は２６日、経済産業省に社内の事故防止対策についての報告書を提出する。この報告で、一連の事故を巡る経産省の同社に対する指導・監督はほぼ終了する。
　経産省は８月、一連の事故について同社を厳重注意するとともに、リコール基準の設定や、事故情報の管理体制の整備など再発防止策を年内に提出するよう求めていた。
　同社は２６日午後、川瀬二郎副社長が経産省に出向き、新設したリコール基準や、外部有識者委員の選任などの対策を報告する予定。同社の設置した第三者委員会がまとめた報告書は提出しないという。【中井正裕】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061225-00000052-mai-soci