2006年12月20日(水) 00時00分

“偽造免許グループ”携帯転売のほか、現金引出しも（ZAKZAK）

　偽造運転免許証を使って消費者金融から現金を引き出したとして、警視庁少年事件課は２０日までに、偽造有印公文書行使と窃盗容疑などで静岡県浜松市のパチンコ店員の男（２５）を逮捕、埼玉県草加市の無職の男（２４）＝有印公文書偽造・同行使罪で起訴＝を再逮捕した。

　調べでは、パチンコ店員らは４月２４日、東京都千代田区のコンビニに設置された消費者金融の自動契約申込機に偽造した免許証を読み取らせ、他人名義のカードの交付を受け、現金４０万円を引き出した疑い。

　２人は偽造免許証を使って携帯電話を詐取し、転売していたグループの一員。グループには少年４人も含まれ、主犯格の男（２９）＝懲役３年６月の実刑確定＝は「６００—７００通の免許証を偽造して１０００万円の収入になった」と供述している。

　同課は、１台１万５０００—２万円で転売された携帯電話のうち３台が振り込め詐欺に使用されたことを確認したという。

ZAKZAK 2006/12/20

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006122028.html