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2006年12月19日(火) 23時27分

「ほっかほっか亭」の商標権めぐり、内輪で訴訟朝日新聞

 「ほっかほっか亭」をフランチャイズ(FC)展開するプレナス(福岡市)は19日、全国のFC店を統括するほっかほっか亭総本部(東京)に対し、商標使用料の一部として9519万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。プレナスは総本部の株44%を持っており、関係会社同士が法廷で争う異例の展開になりそうだ。

 ほっかほっか亭は76年に埼玉県に開いた弁当店が母体で、現在はプレナスが九州・山口と東日本、ハークスレイ(大阪市)が関西と山口を除く中四国でFC展開。両社ともFCのロイヤルティー(権利使用料)を総本部に支払っている。

 ほっかほっか亭の創業者は78年に弁当店を法人化する一方、81年にFC店を統括する別会社として総本部を設立したが、商標権の名義はもとの会社に残したままだった。この会社はダイエーの子会社となった後、プレナスが買収したため、商標権の名義もプレナスに移ったとされる。

 プレナスは「商標使用料を求め話し合ってきたが、当事者間では合意に至らなかった」という。

 総本部の光成新平常務は「突然のことで驚いている。訴状が届いていないのでコメントできない」と話した。

http://www.asahi.com/national/update/1219/SEB200612190024.html