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2006年12月18日(月) 16時47分

日興CGが過去の連結決算訂正、会長・社長は報酬カットロイター

 [東京 18日 ロイター] 日興コーディアルグループ<8603.T>は18日、2004年にグループ会社が発行したEB債の評価益を不適正に処理していたとして、05年3月期と06年3月期の連結決算をそれぞれ訂正すると発表した。また、有価証券報告書に虚偽記載があったとして証券取引法に基づき課徴金が課せられる可能性があると発表した。
 経営責任を取って、金子昌資会長と有村純一社長は月額報酬を半年間50%カットする。平野博文取締役執行役は辞任する。
 訂正により、05年3月期連結決算の経常利益を777億円から588億円に、同当期利益を469億円から351億円にそれぞれ下方修正。06年3月期決算の経常利益を1678億円から1688億円に、同当期利益を963億円から967億円に上方修正した。 
 問題となったEB債は、グループの投資会社である日興プリンシパル・インベストメンツ(NPI)が、コールセンター大手のベルシステム24を買収するために設立した特別目的会社(SPC)、NPIホールディングスがNPIを引き受け先として発行した。実際は発行の手続きが9月に行われていたが、8月に行われたことにしていたという。
 また、NPIがNPIホールディングスを傘下に入れていたにもかかわらず、連結対象にしていなかったため、今回、連結対象に加えて処理した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061218-00000082-reu-bus_all