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相模原市は来年から、土地と家屋を除く機械類や備品などの償却資産にかかる固定資産税と法人市民税について、インターネットを使った電子申告を始める。納税者の利便向上と事務の効率化を図るのが狙いで、市によると都道府県と政令都市を除く一般市での電子申告受け付けは全国初という。
「電子自治体の構築」を目指す地方自治体が組織する地方税電子化協議会の「地方税ポータルシステム」（エルタックス）のサイトを利用、固定資産税は来年１月９日、法人市民税は３月５日から実施する。希望者は市に利用を申し込み、身元を示す電子証明書を取得してサイト上に利用を届け出、ＩＤを取得し申告する。しかし納付そのものは、これまで通り金融機関の窓口などへ出かける必要がある。
地方税電子化協議会は０３年に発足、０５年からエルタックスの試験運用を始め、今年１月から全都道府県と政令都市が加入して本格運用を始めた。相模原市は今年４月に入会して準備をしてきた。市では０８年には電子納付化も検討している。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000612180003