2006年12月16日(土) 19時34分

中学駅伝参加者の感染性胃腸炎８８人に　７チーム欠場（朝日新聞）

　山口市で１６日にあった全国中学校駅伝大会の参加者らが発症した感染性胃腸炎について、山口県は同日、発症した選手や教員は８８人になり、うち９人が入院して治療を受けたと発表した。大会は予定通り行われたが、出場を予定していた４７都道府県の男女９６チームのうち７チームが欠場、２チームが途中棄権した。

　山口県によると、下痢や吐き気、発熱などの症状を訴えたのは、北海道、青森、山形、福島、東京、長野、愛知、高知、福岡、沖縄の男性４６人（うち教員７人）、女性４２人（同２人）。このうち入院したのは長野の７人と北海道、福島の１人ずつ。山口県はノロウイルスが原因の可能性もあるとみて調べている。

　欠場したのは、青森・野辺地（男女）、山形・米沢第五（女）、福島・矢吹（女）、高知・佐賀（男）、福岡・菅生（男女）の各チーム。途中棄権したのは北海道・上磯（女）、長野・松川（男）の両チーム。

http://www.asahi.com/national/update/1216/SEB200612160002.html