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2006年12月15日(金) 23時49分

犯罪件数、4年連続減少 「体感治安」の回復はまだ朝日新聞

 全国の警察が1〜11月に認知した刑法犯の犯罪件数は約189万件で、戦後最多だった02年から4年連続の減少になったことが、警察庁のまとめで分かった。検挙率も7年ぶりに30%台に回復する見込み。だが、殺人などの重要犯罪の今年の検挙率は60%前後とみられ、10年前の90%近い高率とはほど遠い状況だ。同庁の漆間巌長官は「重要犯罪を検挙しなければ肌で感じる『体感治安』は回復しない。対策を強力に進める」としている。

 今年11月までの認知件数は189万4677件(前年同期比9.9%減)で、年間では205万件程度と予測されるという。02年の285万3739件と比べると大幅の減少。

 検挙率は11月までで31.5%で、12月を含めた年間でも30%台を超えた状態で維持するのは確実。01年には19.8%まで落ち込んだが、5年連続の上昇で持ち直した。警察官の巡回や商店の対策などの成果で自転車盗や万引きなどの認知件数が大幅に減っており、同庁は検挙率が上昇した一因になったと分析している。

 ところが、国民が肌で治安が回復したと感じるまでには至っていない。98年の政府の世論調査では「治安のよさ」が国民の誇ることの1位だったが、昨年と今年は「悪いほうに向かっていると思うもの」の1位に「治安」が挙げられた。

 重要犯罪の検挙率は今年が11月までで59.7%。戦後最低だった02年の年間50.2%からは上昇を続けている。かつてと比べるとかなり低く、こうした実態が治安に対する国民の不安の背景になっているという。強制わいせつや侵入強盗の認知件数も最近は減少傾向にあるものの、20年前と比べると約3倍に悪化している。

 

http://www.asahi.com/national/update/1215/TKY200612150374.html