2006年12月14日(木) 00時00分

教育基本法改正、ビラで反対訴え　立川（朝日新聞）

　教育基本法の改正案が今国会で可決・成立する可能性が高くなったのを受け、東京三弁護士会多摩支部に所属する弁護士の有志約１０人が１３日夕、ＪＲ立川駅北口で改正案に反対する立場を表明、通勤客らにちらしを配った。

　弁護士らは「（改正案は）国家が教育の名の下に、子どもの権利よりも国家に都合のいい人材育成を優先しようとしているものだ」などと訴えた。ちらしでは「教育基本法は、憲法に密接に関連する教育法体系の根本理念を定める法律。憲法と同様、改正には特に慎重であるべきだ」と表明した。

　日本弁護士連合会による反対意見表明を受け、「改正案反対」を訴えるちらし約５００枚を多摩地域の弁護士約５０人の賛同を得て作製し、この日の街頭活動につなげた。

　弁護士らは１４日夕方、ＪＲ八王子駅北口でも街頭活動を行う予定。

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000612140001