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2006年12月12日(火) 21時36分

使用中に熱湯、「ガスター」製の風呂釜でやけど7件読売新聞

 東京ガス子会社のガス機器メーカー「ガスター」(神奈川県大和市)が1998〜2004年に製造したシャワー付き風呂釜で、使用中に熱湯が出てやけどを負う事故が7件起きていたことが分かった。

 05年3月、横浜市で小学校5年の女児(11)が左手に全治2か月のやけどを負うなど、3件は治療を要するやけどだった。同社が12日、発表した。

 事故があった機種は、05年10月まで同社を含む5社を通じて約2万7000台販売された。ガス通路を開閉する電磁弁の取り付け不良などが原因で、湯栓を閉じた後も弁が閉まらず熱湯が機器内にたまり、その後、開栓した際に100度近い熱湯が出てくることがある。

 突然熱湯が出たという申し出があったのは、02年11月。その後も製造、販売を続けたことについて、ガスターの中西誠一社長は「原因究明に時間がかかり、対応が遅れた」と釈明した。

 販売会社では、無償で電磁弁を取り替えるとともに、熱湯を遮断する弁を取り付ける作業に乗り出す。対象機種は販売会社別に、東京ガスのKG—813BFA—FXS、リンナイのRBF—133SDX、ガスターとINAXはSR—133SDXの各シリーズと、大阪ガスの32—876〜879。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061212i113.htm