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2006年12月12日(火) 23時32分

嘉田知事、質問攻めに 異例の31人登壇、議会日程延長朝日新聞

 滋賀県の12月県議会一般質問で、県議と知事らが対面して質疑のやりとりを繰り返す「一問一答方式」が初めて採用され、異例の31人が登壇することになった。県議46人の約3分の2で、新幹線新駅の凍結を掲げる嘉田由紀子知事が就任した当初の7月議会の30人を超える。異例の数に12日、急きょ一般質問の日程が1日延長され、4日間にすることが決まった。

 31人の内訳は、最大会派の自民党系会派が16人、民主党系会派10人、共産党2人、公明党1人、無所属2人。議会事務局は「聞いたことがない。おそらく過去最多」という。

 一般質問が始まった11日は10人が予定されていたが、「終わる時間が深夜になりかねない」と同日夕、議会運営委員会が開かれ、8人で打ち切ることを決めた。12日午前にも同委員会があり、一般質問の日程を1日増やし、14日までとすることが決まった。

 延長のきっかけは一問一答方式。議員がまとめて質問し、知事らが一括して答える従来の方式では「質問と答弁がずれる」などと議員らが反発。京都、大阪、群馬、三重などの議会で採用されている一問一答方式が導入された。

 ある県議は「知事の発言のぶれをつくには、一対一で対決する方法は有効」と歓迎。一方で、「来春の統一地方選に向けて支持者へのアピールにもなる」と本音を漏らす県議もいる。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200612120032.html